開催形式:Zoomウェビナーと三田キャンパス北館ホールでのハイフレックス形式
従来、図書館のリスクと言えば火災や地震・水害などの災害、利用者の迷惑行為や盗難といった問題行動など、直接的に建物・資料・利用者の安全を脅かすものでした。
2020 年に始まった新型コロナウイルス感染症のパンデミックに伴い、私たちは目に見えないウイルスの脅威と向き合い、ニューノーマルと言われる新たな常識のもとで社会生活を送ることになりました。教育・研究環境や働き方もオンラインにシフトし、対処すべきリスクにも新たな局面が生まれています。
深刻なパンデミックの下でキャンパスや図書館を閉鎖せざるを得なかった状況から、業務停止というリスクをできるだけ回避するためのBCP(事業継続計画)の重要性とアップデートの必要性がクローズアップされました。また、オンキャンパスでの活動を止めないと同時にリモートでできることも拡大しましたが、オンラインでの諸活動には情報セキュリティ面や、著作権や個人情報保護など遵法性のリスクも伴います。
本研修では、このような変容した社会情勢のなかで大学、図書館が向き合うリスクを整理し、 サービスの継続性と発展を考える機会とします。
13:30- | 事務連絡 | ||
13:35- | 開会挨拶 | 常任理事(メディアセンター担当) 松浦良充 | |
13:45- |
講演(1) 義塾における危機管理体制について | 常任理事 岡田英史 | 資料19-1 |
14:30- | 講演(2) 大学図書館が動き続けるために:災害やパンデミックに遭遇して | 東北大学附属図書館事務部長 小陳左和子氏 | 資料19-2 |
15:15- | 休憩 | ||
15:30- | 講演(3) 図書館における個人情報・プライバシーの保護 | 総合政策学部教授 新保史生 | 資料19-3 |
16:15- | 講評 | メディアセンター所長 須田伸一 | |
16:25- | 閉会挨拶 | メディアセンター本部事務長 関秀行 |