開催形式:Zoomウェビナーと三田キャンパス北館ホールでのハイフレックス形式
2024年2月16日に「学術論文等の即時オープンアクセスの実現に向けた基本方針」が統合イノベーション戦略推進会議にて国の方針として決定されました。2025年度から公募される公的資金の受給者は学術論文および根拠データの学術雑誌への掲載後、即時に機関リポジトリ等の情報基盤への掲載を義務づけられることとなり、そのための社会的・システム的な仕組みの検討が急がれています。
論文のオープンアクセス(以下、OA)化を図る出版者との転換契約を進め、またグリーンOAの受け皿となる機関リポジトリを運営しているメディアセンターには大きな影響があります。「慶應義塾学術データ管理・利活用ポリシー」を策定し、研究データ管理の土台を固めてきた研究支援部門でも実運用が視野に入り、学術論文だけでなく研究データの公開によってより広義のオープンサイエンスへの貢献が求められる研究者にとっても、研究活動に直結する問題となります。
本研修では、国の方針としての決定事項やオープンサイエンスを推進する上での課題を改めて確認するととともに、慶應の対応の方向性とメディアセンターが何をすべきかを整理して考える機会といたします。
13:30- | 事務連絡 | ||
13:35- | 開会挨拶 | 常任理事(メディアセンター担当) 松浦良充 | |
13:45- |
講演(1) オープンサイエンスの潮流からオープンアクセス義務化の背景を紐解く |
文部科学省 科学技術・学術政策研究所 データ解析政策研究室長 林和弘 | 資料21-1 |
14:30- | 講演(2) オープンサイエンスと著作権 |
人間文化研究機構 人間文化研究創発センター研究員(特任准教授) 鈴木康平 |
資料21-2 |
15:15- | 休憩 | ||
15:30- |
講演(3) 慶應義塾大学の取り組みとメディアセンター の対応 |
メディアセンター本部課長 古賀理恵子 | 資料21-3 |
16:15- | 講評 | メディアセンター所長 須田伸一 | |
16:25- | 閉会挨拶 | メディアセンター本部事務長 関秀行 |