場所:慶應義塾大学三田キャンパス 北館ホール
学術雑誌の継続的な価格上昇により、欧州を中心にOA2020をはじめとする購読モデルからOA出版モデルへの転換の取り組みが進められています。JUSTICE(大学図書館コンソーシアム連合)では「OA2020ロードマップ」を策定、出版社との交渉を行い、日本におけるOA出版モデルへの転換を模索しています。
国立大学を中心にOA方針の策定、論文掲載料(APC)の補助といったOA推進の取り組みが進められている一方、自然科学分野では購読に依存しないOAの一形態として、プレプリントサーバが広く認知されています。
今回の研修では、国内外のOAへの取り組み、最新の学術情報流通についての知識を得ることを目的とし、そのうえで、メディアセンターが学術情報基盤の維持にどのように貢献し、OA推進に向けてどのように関わっていけるかを考える機会とします。
13:30-13:40 | 開会の辞 | メディアセンター所長 須田伸一 | |
13:40-14:40 | 講演「オープンアクセス 概要 そして筑波大学の事例」 |
筑波大学図書館情報メディア系教授 逸村裕氏 |
資料16-1 |
14:40-15:25 | 講演「購読モデルからOA出版モデルヘの転換をめざして:JUSTICEの取り組み」 |
国立情報学研究所学術基盤推進部図書館連携・協力室長 平田義郎氏 |
資料16-2 |
15:25-15:45 | 休憩 | ||
15:45-16:30 | 講演「グローバルでなくても良い学術雑誌~読んでくれる人の探し方アレコレ~」 | 慶應義塾大学理工学部 物理情報工学科准教授 神原陽一氏 | 資料16-3 |
16:30-16:50 | 質疑応答 | ||
16:50-17:00 | 閉会の辞 | メディアセンター集合研修企画運営ワーキンググループ主査 杉山良子 |
※資料はすべて公開許諾を得ています。