信濃町メディアセンターは、「信濃町メディアセンター館内リニューアルプロジェクト」を開始します。
■ 「信濃町メディアセンター館内リニューアルプロジェクト」とは?
いま、学生の「学び」のスタイルは、以前にも増して多様化しています。
資料を傍らに置き、一人で静かに学習するスタイルだけではなく、複数名でのディスカッションやグループワーク、動画の視聴やときに発話も伴うオンライン授業、論文・レポートの作成やプレゼンテーションの準備…。
こういった多様な学びをサポートするために、「学びの場」としての図書館機能を見直し、ニーズに沿ったかたちで進化させること。
これが、「信濃町メディアセンター館内リニューアルプロジェクト」です。
プロジェクトのコンセプトは、「信濃町キャンパスで学ぶ学生の “多様な学び” をサポートする図書館へ」。
複数年かけて、館内に学生の多様な学びをサポートできる学習環境を整えていきたいと考えています。
■ なぜ、このプロジェクトを始めたのか?
信濃町メディアセンターでは、2023年5月に信濃町キャンパスに通う学生・研修医・教員を対象に、「学習環境に関するアンケート」を実施しました。
その結果、学生の学習スタイルは、「図書館資料を使って静かに学習するスタイル」や「設置されたPCを使って検索や執筆をするスタイル」から、「自身の持込PCを使い、目的に応じた場所を選んで学習するスタイル」へと変化しつつあることが分かってきました。
また、複数名でのグループワークやディスカッション、一人で集中して行う作業、オンライン授業の受講やオンライン会議への参加など、学習形態の多様化により学習環境に対するニーズも多様化していることが見えてきました。しかし、信濃町キャンパス内には、これらのニーズに対応できる学習環境がまだ十分に整っていません。
信濃町メディアセンターは、こういった学生のニーズの変化に対応し、よりよい学習環境を提供したいと考え、このプロジェクトを立ち上げました。
■ 2023年度の取り組み予定
2023年度は、大きく次の3つに取り組む予定です。
1. 1階を会話可能エリアへ
1階は、書庫以外の全エリアを2023年度末までに会話OKのスペースへと変更する予定です。
複数名でのグループワークなど、アクティブな学びが行える環境を1階に用意します。
2. 集中できる座席を地下に
地下1階には、これまでどおり静かに学習できる座席をご用意します。
また、新たにオンライン授業などの受講が可能な座席も設置します。
今まで1階にあったスキャナや映像ブースも、地下エリアへ移動します。
3. レファレンス資料を移動
1階に配置されている慶應関係資料や医学系のレファレンス資料の多くは地下へ、統計類は書庫2階に移動します。
当プロジェクトへの取り組みによるサービス制限や変更のご案内は、都度プロジェクトサイトのお知らせでご案内します。
また、日々のプロジェクトへの取り組みは、信濃町メディアセンターのX(旧Twitter:@MedLib_Keio)で日々発信中です。
ハッシュタグ「#SMCリニューアルプロジェクト」からご覧ください。
#SMCリニューアルプロジェクトを付けて、コメントや応援をしていただけますと幸いです。
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