慶應義塾大学メディアセンターは中期計画2016-2020を策定し、その計画に沿って現在事業を進めております。
ここに掲げた計画の一環として、図書館サービスの改善点を発見し、今後の図書館サービスの方向性を見極めるための利用者調査を実施します。
調査実施時期:2017年11月1日 ~ 12月8日
調査対象者:学部生・院生、教職員、留学生、通信生を対象とした悉皆調査
依頼方法:keio.jpのメッセージ機能
kcc-channelのメッセージ機能(通信教育課程生)
メール
謝礼品:抽選で図書カードをお贈りします。
また、アンケートにご回答の方全員に参加賞(慶應オリジナルグッズ)があります。
回答終了後の画面をプリントするか、画面のキャプチャを取って、お近くのメディアセンターにご持参ください。
補足:
1)メールアドレスの取得方法
本調査に用いたメールアドレスは、図書館貸出システム、keio.jp及びkcc-channelから取得いたしました。
メディアセンターでは、「慶應義塾大学メディアセンターにおける個人情報の取り扱いについて」を定めています。
本調査での利用は、「図書館運営の改善や管理」の範囲内と判断し、関係各所からの承認を得ています。
2)調査によって収集される個人情報
年齢、性別、専門分野・所属、身分(学部生・大学院生・教員・職員)
商品抽選への参加を希望する場合のみ、電子メールアドレス
個人名の記入はありません。調査結果から個人を特定することはできません。
3)謝礼品への応募のためのメールアドレスの扱い
謝礼品への応募のために入力されたメールアドレスは、調査の回答とは切り離して処理されます。
また、謝礼品の抽選以外の目的で再利用することはありません。
4)調査データ
回答していただいた内容は、北米研究図書館協会(ARL)のサーバに蓄積され分析が行われます。
調査の質問数は15問です。
最も利用するメディアセンター(図書館)のサービスについて、
①許容できる最低限のレベ ル ②望ましいレベル ③実際のレベル
を、それぞれ 9 点満点で点数づけをしてください。
調査ではLibQUAL+(R) の簡易版であるLibQUAL+(R) Liteを用いて行います。
質問項目は、次の通りランダムで選ばれます。
LibQUAL+(R) Liteの設問構成
・コア設問(「サービス姿勢」、「情報の管理」、「場としての図書館」) 22問からランダムで8問
・追加設問 11問からランダムで7問
・自由記入欄(コメント欄)
慶應義塾大学メディアセンターでは、図書館サービス品質評価のための利用者調査アンケート”LibQUAL+®(ライブカル)”を2017年11月1日~12月8日に実施しました。おかげさまで多数の回答を頂戴することができ、ご協力いただいた皆様に御礼申し上げます。調査結果につきましては、今後の図書館サービスの改善・向上のために活用させていただきます。以下、今回の調査結果を公開いたします。
調査結果の詳細、各キャンパスの分析結果につきましては、リンクしているpdfをご参照ください。
1.調査概要
調査実施時期:2017年11月1日~12月8日
調査対象者: 全学部の学部生、院生、教職員、通信生の皆様
使用システム:LibQUAL+® Lite
2.回答数
調査依頼メール送付数:48,062件
総回答数:15,193件
有効回答: 6,696件
コメント数: 4,509件(自由記述形式)
3.結果
・利用者グループ、よく使う図書館別の回答率
回答いただいた方の内訳は、図1、2の通りです。利用者グループ別回答率(図1)では、学部生(65.4%)が最も多く、次いで大学院生(15.4%)教員(14.8%)、職員(3.6%)、図書館スタッフ(0.7%)となりました。また、よく使う図書館別回答率は、三田メディアセンターが35.9%、日吉メディアセンターが22.9%、理工学メディアセンターが12.6%、湘南藤沢メディアセンターが12%、次いで信濃町メディアセンターが10.9%、薬学メディアセンター2.7%、協生館図書室2.1%、看護医療学図書室が0.8%という結果となりました。
・期待度の高いサービス
表1では「望ましいレベル」のランキングをもとに、期待度の高いサービス上位5位までを集計した結果を示しました。すべての利用者グループで「情報・資料」への期待値が最も高い結果となりました。利用者グループ別では、学部生グループは「場所」に、大学院生・教員グループでは、「情報・資料」への期待が集まっていることが確認されました。
・前回調査との比較
2008年に行った調査結果(図3)と、今回の調査結果(図4)を比較しました。前回調査よりも、全体的に期待されるサービス(望ましいレベル)と実際のサービスレベルの差が小さくなっており、実際のサービスが望ましいレベルに近づいていることが読み取れます。