マクロ経済のタブでは、GDPや家計統計、生産・企業に関する各種指数、公定歩合などの金融政策指標、貿易・為替レート、景気動向指数、各国の株式市場の株価指数など、国内外の経済状況を測るためのデータが提供されています。
更新時期:年1回、5月~7月
マクロ経済タブを使って、過去10年分の消費者物価指数を取得する方法を説明します。
1. 項目(この場合は消費者物価指数)を探します。項目を探す方法は、リストから分類をたどって探す方法(A)と、検索条件を入力して検索する方法(B)があります。
Aの場合は、物価>消費者物価指数(全国) を選択することで、右側の項目一覧に消費者物価指数に関するデータセット一覧が表示されます。
Bの場合は、まず項目定義書を開き、消費者物価指数のコードを確認します。
全国の総合の消費者物価指数(2020年=100)は「CPI20F0001」というコードが付与されています。
検索ボックスにコードを入力し、「コード検索」にチェックを入れて検索します。検索ボックスに通常のキーワードを入力して検索することも可能ですが、消費者物価指数の場合は項目名として「消費者物価指数」が使われていないため、「消費者物価指数」という単語ではヒットしません。
一覧を確認することで「消費者物価指数(全国)」の総合データは、期種がM(月次)、収録期間が1970年1月から2022年3月であることがわかります。
2. 項目名をクリックして色を反転させ、下部にある「出力一覧に追加」ボタンを押して項目を「出力一覧」に登録します。出力一覧に追加の横にあるテキストボックスにコードを直接入力して登録することもできます。
3. 出力一覧が確定したら、出力設定を調整します。期間は過去10年のため、2012~2021とし、期種変換は「あり」にチェックを変更します*1。 期種を暦年とし、ダウンロード設定は全てにチェックをいれます(推奨)。
4. ダウンロードのボタンを押すと、ファイルがダウンロードできます。
*1 期種変換をしない場合は、もともとの期種(この場合はM = 月次)のデータがダウンロードできます。より長い期種に変換することは可能ですが、月次を日次に、四半期を月次になど、短い期種に変換することはできません。
記号 | 内容 | 備考 |
D | 日次 | |
W | 週次 | |
M | 月次 | |
Q | 四半期 | 1年を4つにわけた1期 |
FY | 年度 | 4月~翌年3月を1期とする年次 |
CY | 暦年 | 1月~12月を1期とする年次 |
FH | 年度半期 | 4月~9月、10月~翌年3月をそれぞれ1期とする半年次 |
CH | 暦年半期 | 1月~6月、7月~12月をそれぞれ1期とする半年次 |