全国有力企業の事業内容、役員、大株主、労務状況や、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書などの財務諸表が収録されています。
更新時期:年1回、毎年秋
ここでは、「一般企業財務」を使って自動車関連企業のキャッシュフロー計算書を10年分取得する方法を説明します。
1. 「一般企業財務」では、データを取得したい「企業」と「項目」の2種類を必ず選択する必要があります。この例の場合は、自動車関連企業のキャッシュフロー計算書を取得したいので、「企業」タブで自動車関連企業を、「項目」タブでキャッシュフロー計算書に記載されている項目を選択します。左側の「業種」から自動車・自動車部品という項目にチェックを入れ検索を行うと、右側の企業名一覧が絞り込まれます。
※その他、上場市場、本社所在地、規模(資本金、従業員数、売上高)などで絞り込むこともできます。
企業を選択したら、下部の「出力一覧に追加」を押し、出力一覧へ追加します。複数選択する場合はCTRLキーを押しながら選択したい企業名を一つ一つクリックします。または、一つの企業を選択した後、SHIFTキーを押しながら他の企業を選択すると、その間にある企業を全て選択することもできます。
2. 次に項目を選びます。左のメニューから分類をたどってブラウズする方法(A)と、検索ボックスにキーワードやコードを入力して検索する方法(B)があります。
Aの場合は、左の分類一覧で、キャッシュフロー計算書を選択すると、右側の一覧にキャッシュフロー計算書に記載されている項目が表示されます。出力したい項目を選択し、「出力一覧に追加」ボタンを押してください。今回のように、キャッシュフロー計算書の項目をまとめて取得したい場合は、Aの方法が便利です。
Bの場合は、項目定義書を開き、適切なキーワードやコード番号を確認します。特定の項目を取得したい場合、どんなキーワードで収録されているか分からない場合は、Bの方法が便利です。
キャッシュフロー計算書のページを開き、項目名や項番(コード)を確認します。一緒に、定義を確認しておくことも重要です。
調べた項目名、コードで検索をします。
※「出力一覧に追加」ボタンの横にある欄に、コードを入力する方法もあります。カンマ、スペース、改行で区切ると、まとめて入力することができ便利です。
3. 取得したい企業と項目が確定したら、出力設定を調整します。
①「期間」は何も入力しないと直近5年を検索します。今回の場合、10年分のデータが欲しいので2007年~2017年と入力します。
②連単基準を変更することができます。
③レイアウトを一部変更することができます。
次にダウンロード設定で、ダウンロードする項目を選びます。
区切り文字でカンマを選択するとCSV形式で、TABを選択するとTAB形式となります。
「ダウンロード」を押すと、指定の形式でダウンロードできます。
財務のデータは連結・単独の両決算、決算基準の異なる数値が収録されています。
収録されている決算内容が企業によって異なることに注意してください。