慶應義塾大学湘南藤沢メディアセンター
ライティング&リサーチコンサルタント
連絡先:
サービス時間:
月-金 9:00-18:00(祝日授業日は除く)
場所:
メディアセンター1階 コンサルタントルーム内
オンライン(Zoom)
過去に運用していた質問箱に寄せられた、質問とその回答を掲載しています。現在は運用を行っておりませんので、ご質問の際は「お問合せ先」よりメールでご連絡ください。
*This contents are only available in Japanese.
Q. 大学外からの利用はできませんか?
A. SFCの所属者であれば、オンラインでも対応可能です。学外者の方ということであれば、申し訳ありませんがご利用いただけません。
Q. 休校期間中は活動されているのでしょうか?
A. WRCは学期期間中のみの運営です。よろしくお願いします。
Q. 留学の志望理由書などについての質問は可能でしょうか。
A. はい、可能です!お気軽にどうぞ。研究相談以外だと、授業レポートや奨学金申請書などもお受けしております。
Q. 研究の考察に、調査結果から考えられることを自分の意見として書いてもいいのですか?すべての考察にその裏付けとなる先行研究や証拠資料が必要なのですか?(研究分野は国語文化、日本語、心理が近いです)
A. 基本的に考察を書く時は、先行研究などを示しながら説得力のある解釈をしていく必要があります。もし根拠がなければその旨を書きます。議論の飛躍がないように注意が必要です。より詳しいアドバイスが必要な場合は、WRCまでぜひお気軽にご相談ください!
Q. 研究内容の相談などはどの程度まで応じていただけますか?例えば、自分の研究テーマに関する調査なども依頼することができるのでしょうか?
A. 研究内容の相談には応じられますが、調査そのものについてはWRCのサービス対象外となります。ただ、調査の内容についてであったり調査方法についてのアドバイスなど、そうしたことについてはお答えできるかと思います。
Q. 自分が提出したレポートがどのような評価を受けているのか不安です。どういったレポートが高評価を得るのでしょうか。
A. 意外に、レポートでの主張の芯は、書き手が思っているよりも読者には伝わっていないものです。
素敵な主張だったとしても、結局伝わらなければ高評価はもらえません。まずはそこを自覚するところからはじめましょう。これは常に念頭におくべき一つのポイント。
なぜ伝わらないのか?それはおそらく一言で言えば、「論じる」書き方になっていないからでしょう。そして実は、主張がそれほど「大それた主張」や「斬新な切り口」ではなくても、主張をしっかりと論じることができれば(≒主張が読者に伝わるように論じられれば)評価は高くなるはずです。
この点は、レポートだけではなく発表でも同じ。 ではどうすれば「論じる」ことができるのか?それを考えるには、ぜひWRCをご利用ください。一緒に考えましょう。なお、「絶対にこうだ」という正解はないと思います。先生方によって、講義の種類によって異なるでしょう。
Q. 普通の雑誌と学術雑誌の違いがわかりません。どうやって見分けたらいいですか?
A. 普通の雑誌とは、例えば『Newton』や『AERA』などのように、読者を限定せず、内容が学術的に正当なものであるかどうかを問わない、書店などでも見かけることができるものです。極端に言うと、なんでも書けてしまうので、内容の信憑性が担保されていません。
対して「学術雑誌」とは、学会や大学などが年に1~4回等のペースで発行する論文集(あるいは紀要)のことです。
例えば国内であれば、慶應SFCの湘南藤沢学会が発行する『KEIO SFC JOURNAL』や、国際政治学会が発行する『国際政治』といったものがあり、こちらは書店では通常見かけません。
主に研究者同士の成果発表の場となっており、多くの場合、「査読」と呼ばれるプロセス(専門家同士のレビューと審査、推敲)を経て掲載可否が決定しています。そのため、内容が学術的に正当であることが担保されていると言えます。
自分のレポートや論文などで引用する際には、こちらを参照するのがよいでしょう。CiNiiなどのデータベースで検索することが可能です。SFCのメディアセンターにも多くの雑誌を所蔵しています。