日本最大の国語辞典です。項目数50万、用例数100万、引用文献3万点、さらに方言10万語、語誌5000項目、標準アクセント25万語などが収録されています。史料を読んでいて意味がわからない用語に出会ったとき、まず最初に引いてみる必要がある基本的な国語辞典です。
※オンライン「JapanKnowledge Lib」でも利用可

世界最大の漢和辞典です。著者名をとって「諸橋大漢和」とも呼ばれます。漢文体の史料を読むときや漢字の用語を調べる際の基本的辞典です。
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くずし字を読むときの基本文献です。漢和辞典と同じ部首別の配列のため、部首が判読できている場合は非常に便利です。部首がわからない場合は、筆の入りから引く『くずし字解読辞典』がおすすめです。購入用に適した普及版もあります。

筆の入りから引くタイプのくずし字辞典です。部首がわからない時に便利です。

日本史に関する包括的な編年体史料集です。歴史上の重要事件について関連史料を列挙し、掲載しています。『日本書紀』に始まる六国史のあとを受けて、明治維新までを対象とし、江戸前期まで刊行が進んでいます。
※東京大学史料編纂所の大日本史料総合データベースで検索できます。また同所「史料集版面ギャラリー」で各ページの画像を閲覧することができます。

日本史学分野で最も規模が大きい古文書集です。編年文書、家わけ文書、幕末外交関係文書の3種から構成されています。編年文書は正倉院文書を中心とした奈良時代の文書を年代順にまとめたものです。家わけ文書は22の諸大名家や寺社などの文書を伝来した家・寺社ごとにまとめて刊行しています。幕末外国関係文書は外務省の編纂事業を引き継ぎ、ペリー来航以後の外交関係史料を収録しています。
※東京大学史料編纂所の「古文書フルテキストデータベース」で検索できます。また同所「史料集版面ギャラリー」で各ページの画像を閲覧することができます。

各時代の主要な日記について翻刻したシリーズです。信頼できるテキストに注記や解題、索引も付されいます。『小右記』（藤原実資の日記）、『御堂関白記』（藤原道長の日記）、『梅津政正景日記』、『新井白石日記』などが刊行されています。
※東京大学史料編纂所の「古記録フルテキストデータベース」で検索できます。

日本史研究の基礎的史料に校訂を加えて刊行した叢書です。『日本書紀』以下の六国史のほか、『徳川実紀』など、各時代の代表的な史書を収録しています。
※オンライン「EBSCOhost Ebooks」も利用可
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塙保己一により江戸後期に編集された古文献の叢書です。江戸初期までの貴重な文献が収載され、日本史、国文学の分野において重要な資料集です。保己一が計画した続編は実現できず、その後子孫・門人に受け継がれて、『続群書類従』『続々群書類従』が編集されています。
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宮内庁書陵部所蔵図書のうち、特に資料的価値の高い日本史・国文学関係の資料を翻刻した叢書です。

奈良時代の文書・文献を編纂した史料集です。
このほか、時代ごとに『平安遺文』『鎌倉遺文』『南北朝遺文』『戦国遺文』といった史料集も編纂されています。

鎌倉時代の網羅的な編年史料集です。古文書編42巻、補遺4巻、索引編5巻で構成されています。ほかに、鎌倉遺文研究会編『鎌倉遺文 補遺編 東寺文書』（全3巻）もあります。
※東京大学史料編纂所で「鎌倉遺文フルテキストデータベース」を提供しています。

平安時代の文書を編年でまとめた史料集です。古文書編11巻、金石文編1巻、題跋編1巻、索引編2巻。
※東京大学史料編纂所で「平安遺文フルテキストデータベース」を提供しています。

南北朝時代の文書を集めた史料集です。地域別にまとめられ、それぞれの地域ごとに編年順に掲載されています。既刊は九州編と中国四国編で、東北編と関東編が刊行中です。

戦国時代の文書を集めた史料集です。戦国大名ごとに編年順に文書を収録しています。後北条氏編、武田氏編、大内氏編など、多くの大名の文書が刊刊され、刊行継続中のものもあります。戦国大名は文書が膨大に残されているため、全国に残された文書を網羅的に収集・刊行するまでには、かなりの時間がかかるとみられています。

平安時代から鎌倉時代までの貴族の日記を集めた叢書です。

古記録編と古文書編よりなる史料叢書です。平安時代以降、江戸時代に至るまでの主要な記録・文書のうち、未公刊のものを中心に刊行しています。
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都道府県、市町村が編纂する自治体史には、編纂にあたって収集された史料を整理・翻刻した史料編が付されています。当該地域を研究する上で、まずは目を通す必要がある貴重な史料です。