創立百年を記念して作成された義塾史です。慶應義塾に関する人、事柄が網羅されており、義塾について調べる場合の基本的資料です。附録巻に索引があり、事項・人物名で引くことができます。この資料はGoogle Booksで全文画像がインターネットで公開されています。

慶應義塾150年の軌跡をわかりやすく知ることのできる読む事典です。最新の研究成果を踏まえ、歴史的経過の説明を重視しています。巻末に付録として慶應義塾史資料、年表があります。

慶應義塾教職員が中心となり、順次まとめられていた義塾に関する豆知識を集約したものです。慶應義塾に関する基礎情報を五十音順で探すことができます。また、刊行物、建造物・芸術作品、言葉、起源、行事などのカテゴリー別に検索もできます。『慶應義塾豆百科』(1996年3月, 慶應義塾編)を元に作成されました。ウェブ版でも見ることができます。

1958年までの100年は『図説・慶應義塾百年小史』を復刻して、新たに戦後を中心とした『写真集慶應義塾150年』(RA@090@Ke217@1-3)を編纂し、2冊同時に刊行されました。 約400枚の写真を収録しています。第1部では戦後の義塾の歩みを編年的にたどり、第2部では、テーマごとに記憶に残る情景を収録しています。「全国の碑・史跡」 と慶應義塾150年の年表もあります。

慶應義塾の150年にわたる歴史的資料をまとめた資料集です。本篇19巻、別巻2巻の計21巻を予定していて、継続刊行中です。
既刊は以下のとおりです。
1. 基礎資料編. 塾員塾生資料集成
2. 基礎資料編. 教職員・教育体制資料集成
3. 基礎資料編, 諸統計資料集成
別巻1. 慶應義塾史事典
別巻2. 福澤諭吉事典

福澤諭吉の66年にわたる活動の記録を、福澤諭吉関係資料と慶應義塾関係資料とに大別、分類して収録した全240リールのマイクロフィルムです。慶應義塾関係資料には、1858年の慶應義塾創立から明治末期頃の関係資料が収録され、重要な塾史資料はほぼ網羅されています。具体的には『慶應義塾入社帳』『慶應義塾社中之約束』等基本的資料をはじめ、学業勤惰表等の学務関係資料、法人としての最高決議機関である評議員会の議事録、慶應義塾出版社から発行された『民間雑誌』『家庭叢談』等の雑誌や教科書類、塾生の発行した機関雑誌や各種スポーツの記録なども含まれています。収録文書目録(索引)は3階マイクロコーナー、1階レファレンスルーム階段周辺(RA@090@Fu301@1-1-1～3)にあります。

慶應義塾の広報誌です。『慶應義塾学報』として1898年に創刊され、210号(1915年)から『三田評論』に変更されました。福澤諭吉研究あるいは塾史研究をテーマとした連載や講演録、座談会なども掲載されます。現在も義塾出身者などの記事や学内イベントについての記事が掲載されるため、最新の義塾での出来事、塾員消息についての情報を得ることができます。
継続前誌の『慶應義塾学報』を含むno.1(1898)～no.585(1959)の全文は電子化され、Google Books上でも読むことができます。全文デジタル公開リストもあります。
索引は『三田評論総目次 1898～1978』が全文デジタル公開されているほか、1階データベースエリアではCD-ROM版の索引(2005年夏までが対象)を検索できます。三田評論ONLINEでは、三田評論の記事の一部が公開されています。

文久3年(1863)から明治34年(1901)11月までの義塾入学生約1万1千名の入学届名簿です。全5巻で索引がついています。慶應義塾創立125年記念として刊行されました。

経済学部の作成する、かつて慶應義塾で教鞭をとった経済学者について、その職歴、学歴、著書、論文などをまとめたデータベースです。

アジア太平洋戦争で大学はどんな役割を担ったか、大学の戦争責任と戦後責任を問う、戦時下の大学と戦没者追悼の問題に関する初の論考集です。

60年ぶりに発見された観戦者のスコアブックにより、「最後の早慶戦」の試合内容が初めて明らかとなりました。早稲田・慶應義塾による初めての共同研究の成果です。

『共同研究　太平洋戦争と慶應義塾』に収録されていた戦没者名簿を増補し、「慶應義塾福澤研究センター資料」の1冊として刊行したものです。

自由主義と戦時体制の相克し、学内にも特高警察が入り、「学徒出陣」へ向かう時代の慶應義塾の姿を、ゼミナールの企画によるオーラル・ヒストリーによって立体的に描き出したものです。

太平洋戦争中の在学生1700名余りから回答を得たアンケートをもとに、戦時下の学生の心を発掘したゼミの共同研究の成果です。義塾関係戦没者2165名の名簿も収録し、慶應義塾のみにとどまらない、戦時史研究の貴重な史料となっています。
※戦没者名簿を除いた本文編が2009年に再版されています。